Special stirring experience-Japanese

特別な攪拌の経験が、このアクション「大地のために~Heal our Planet with Hallelujah 500! (旧名:大地のために~Spray and Pray for the Earth!)」を始めるきっかけとなりました。

2018年12月26日と27日の聖なる十二夜、ある日本のバイオダイナミック農家が農園に「牛角牛糞調剤(以下、500番調剤)」を攪拌、散布しました。それまで150回以上調剤の攪拌をしてきましたが、この二日間は以前とは異なりました。遠方から来た二人のオイリュトミストが攪拌中に参加してくれたのです。攪拌はオイリュトミストによる三回の「ハレルヤ」と共に始まり、それは1時間を通して10分ごとに繰り返されました(シュタイナーが考案した最初のオイリュトミーは地球のための「ハレルヤ」だったそうです)。

どのような攪拌作業だったのでしょうか。「素晴らしい!」の一言でした。 農家はそれまでに経験したことのない気持ちよさを感じたのです。さらに壺の中の液体の性質がそれまでとは明らかに違いました

話はこれで終わりません。十二聖夜の最終日の1月5日に農家は通常の場所で一人で攪拌しました。特別な気持ちよさはない、いつも通りの攪拌でした。11日後、再び攪拌しましたが同様でした。そして、翌日の2019年1月17日、攪拌作業をオイリュトミストと一緒にした場所で行うことを思いつきました。驚いたことに、そこには三週間前のエネルギーがまだ残っていたのです。 

このようなスタートを切った2019年のシーズンでしたが、農家の体調により田畑の作業は遅れ、一枚の畑はほぼ手付かずだったほどでした。ところが不思議なことに、2019年は開園以来、最少の作業量であったものの、2013年の開園以来の豊作の年となりました。

この予想していなかった結果は、七年間に及ぶバイオダイナミック農業の育土の成果か、自家採種の種の力か、または天候のおかげかと考えました。しかし時間とともに、オイリュトミーの「ハレルヤ」と共に攪拌した500番調剤(以下「ハレルヤ500」と呼びます)の威力こそが、この奇跡的なシーズンをもたらしたのだと気付いたのです。

「もし、オイリュトミーと共に攪拌して祈るこの作業を24時間続けたら、どんなにすごいことだろうか」と農家は考え始めました。ものすごいエネルギーが地球から放出されるに違いありません。「世界のバイオダイナミック農家たちがこのハレルヤ500を一緒に行うことにより、今現在、疲弊して泣き叫び、怒っているであろう地球を癒すことにつながるのではないか!」と、この経験から確信したのです。

農家はこの思いを抑えきれず、「大地のために~Heal our Planet with Hallelujah 500!(旧名:大地のために~Spray and Pray for the Earth!)」を提起し、それが2020年1月22日、世界的なバイオダイナミック農業のアクションとなりました。